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西安 紀行
2019年9月13日
西安東方飯店にて
 
4日間の滞在だが、初日は成田から 4日目は敦煌へのフライトで、丸2日の滞在だった。
世界の中心を意味する中国という呼び名、その国の真ん中に位置するのが 西安市。
陝西(せんせい)省という、山形県と面積と立て長型が似た省の南方にあり、人口は1000万人。
昔は長安と呼ばれた。 秦の都咸陽は、その北50キロに位置する。
 

 
この地を語るには二つの場面が必要で、一つは ホモサピエンスからの人類の歴史場面、
もう一つは 人間の歴史として紀元前250年の秦から明まで存亡をかけた争いの中の首都として繰り広げられた、栄枯盛衰の歴史場面と言える。 陝西省博物館で、それが判る。


 
栄枯盛衰が、始皇帝陵と兵馬俑  そして漢・唐・明の首都長安の街並みとしてよみがえる。
始皇帝は、栄華の証しとして陵を作った。 王の墓は、ピラミッドだが、規模が違う。
権力を鼓舞する山を築き、地下墓に埋葬品として精巧かつ広大な規模の兵馬俑を作った。


 
最大の一号陵は、巾62m奥行230mのドームの中にある。
38の隊列は、鎧もない下級兵士から立派な甲冑を着た兵士、槍の部隊から騎馬の部隊そして偉そうな顔つきの将軍や文官たちが並ぶ。
隊列は立ての壁で仕切られ、壁の上に丸太を渡してその上に土をかぶせた。
像は一体ずつ粘土で作って焼き、腰から下は安定を保つ為固められているが上は空洞だ。
全てがモデルとなった人を再現したもので、顔の表情から髪形まで全て異なる。
隊列の前から発掘が進められ、壊れた像が再生されて整然と並んでいる。
各隊列の半分から後ろは、像の再生作業中の箇所や未発掘の場所があり、再生された像等が未発掘の地上に並べられている。
二号・三号稜は、軍隊の司令部の様子で、仕切られた部屋に将軍や文官そして馬が並ぶ。


 
もう一つの博物館には、青銅で復元された四頭だての二台の馬車が、置かれている。始皇帝が乗ったという四人乗りの馬車は、精巧な模様と馬具も再現されている。


 
首都長安の歴史は、唐の時代に造られた城壁に囲まれた碁盤の目の街並みが、通りの名と共に都市のインフラとして残され機能している。
いにしえの街並みがビルと高層マンションに変わり、昔のままの広い道をあふれるほどの車とバイク・自転車そして人が行き交う。
城壁内の中央朱雀通りの北部に、明の時代の城壁に囲まれた明朝の首都機能がある。城壁は高さ12m巾14mの頑強なもので、要所に兵の詰所と武器庫だった楼閣がある。
城壁内には時を伝えた鐘楼と鼓楼が聳え立ち、現在の都市機能の中核である官公庁や外資系ホテルそして飲食街が並ぶ。
 

 
華清宮境内と裏山をバックに、圧倒的な舞台装置と華麗な舞が展開する、唐時代白居易の漢詩による玄宗皇帝と楊貴妃のロマンス、夜の「長恨歌ショー」にも魅了された。
 

 
唐時代の城壁内には、有名な寺院の一角がある。
一つは大雁塔で、三蔵法師がインドから持ち帰った経典を納めた高さ64mの楼閣で、広大な慈恩寺の境内にある。
もう一つの青龍寺は、804年空海が遣唐使で渡り修行した寺である。
空海と恩師恵果和尚の関係が石の壁画に詳細に刻印され、日本に帰り真言密教を布教したこと、文学・書道から灌漑技術を広めたとも記されている。
四国88箇所巡りの0番札書として、日本から朱印を求めて多くの来訪があるそうだ。
大雁塔前の広場に最近造られた三蔵法師・鑑真・空海が並ぶ銅像群、そして1973年に再建された青龍寺境内に日本から送られた1000本の桜が咲き乱れる様を目に浮かべる時、今も受け継がれる仏教を通したこの国との歴史上の関係をあらためて思い起こし、1200余年前の歴史の事実と、今日の両国間の出来事に思いを馳せた。
 

 
追記 歴史・シルクロードと仏教芸術探訪で、西安と敦煌への一人旅でした。
インターネットで航空券とホテルを予約し、現地ツァーは両市に拠点を持つ中国旅行エージェンシーさんにお世話になりました。基本プランにオプションをお願いして、王さんとメール交換しプランを作っていただきました。
西安・敦煌の各二日間とも、ガイドとSUV車の一人占めに恵まれました。
西安のしょ華さんの豊富な知識と細かい配慮、敦煌の孔さんの熱い解説と鳴沙山の麓で紀行文のコメントを語ったことが思い起こされます。ありがとう。
当日の切符購入や優先的な入場口等、一人旅の不便を解消してくれました。
王さんには万一の連絡先の電話を引き受けていただき、心強かったです。
車内で交わした生活事情や趣味の話も、楽しかったですね。
楽狂老人・辻 幸一
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